なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

岐阜県 奥飛騨旅行記 その4(飛騨大鍾乳洞・大橋コレクション館)

time 2016/04/09

2日目の朝、6時過ぎに目が覚めました。
温泉旅館の朝といったら、まず私が行くのは朝風呂です。

朝の露天風呂は、どこで何回入ってもいいものです。
開放感がすごい。
そして、ちょっと特別な感覚を味わえます。

これが平日だったりすると、世間はみんな働いてるのに私は朝から風呂に入っちゃって、悪いなあ~なんていう嬉しさもこみあげてきそうなものなのですが、普通に日曜日です。

その3で書いた通り、朝ごはんを旅館で注文しなかったので、外で食べる必要があります。
ということで、チェックアウトしてから最初に向かう観光地までに食べるのがベストと考えました。

2日目に向かうことにしていたのは、飛騨大鍾乳洞です。
岐阜県高山市丹生町にある、全長約800メートルの鍾乳洞。平湯からはおよそ30分の距離です。

場所が決まったのでチェックアウトすることに。7時半ぐらいでしたかね。
鍾乳洞の営業時間が4月~10月は8時からと、他でもらったパンフレットに書いてありました(他の月は9時から)。

受付におられた仲居さんと少し談笑しつつチェックアウト。
ゆっくりと鍾乳洞へ向かいます。

道中で道の駅を見つけて立ち寄りました。
レストランが営業していればそこで朝ごはんをと思ったのですが、まだだったので先を急ぐことに。

という感じで結局8時20分ぐらいに鍾乳洞に着きました。

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これは入る直前ですが、この前に朝ごはんを済ませております。
鍾乳洞へは、その前に大橋コレクション館を通っていく道のりなのですが、その向かいに食事処があるのです。

8時台だと営業していない場合がほとんどなのでしょうが、1軒、ありがたいことに営業していました。
しかし店の方も、この時間に来る客を予定していないのか、私が入ってくると少し驚いていましたね。

奥飛騨ラーメンを注文。
朝からラーメンを食べてみます。

そもそも奥飛騨には奥飛騨宝ラーメンというお店が昔あったらしく、持って行ったガイド本(2010年版)にも記載されていたのですが、残念ながら閉店されていたようで、奥飛騨ラーメンを食べる機会がなかったのです。
それをここで食べられるとはラッキー、ということで食べてみました。

写真は客が私一人だったので撮りづらく、ありません。
しょうゆベースのちぢれ麺で、なかなかおいしかったですよ。値段が他の、ごはん系より安かったのもよかったですね。

腹ごしらえをしたところで、いざ鍾乳洞へ。
と言いつつも、まずは大橋コレクション館が先です。

ここは飛騨大鍾乳洞の発見者である大橋外吉氏が集めた、世界の美術品や工芸品の他、化石もあるという、何でもありな感じの展示館です。

二角獣ウニコールの牙の標本があったりして、興味深かったです。ロマンがありますね。
さらに金塊が展示されているのですが、この金塊は2007年に強奪事件によって盗まれ、その後犯人逮捕により返ってきたという、なかなか凄いエピソードがあります。

コレクション館では写真撮影禁止の札があったりなかったりしましたので、とりあえず撮影はしていません。

さて、いよいよ鍾乳洞です。
この飛騨大鍾乳洞は、1965年に発見されました。

2億5千年前にこの周辺は海であったため、海の中のサンゴなどからできた石灰石が雨水に溶け、それが長い年月をかけて少しずつ堆積されたことによって、鍾乳洞となったそうです。

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入り口の辺りから、気温が下がってきているのを感じます。
鍾乳洞には3つの出口があり、急ぐ人は第1出口、足腰や体力に自信がない人は第2出口までで出ることを勧められ、最後まで行けちゃう人は第3出口が終点です。

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入ると早速のライトアップ。
これは写真に残して、人に見せるとウケがよさそうだと考え、ちょくちょく撮ってみました。

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「竜宮の夜景」に来ました。このあたりは天井がほど高いですね。
最も美しい箇所と言われています。

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様々な色のライトに照らされて、幻想的です。

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この大鍾乳洞は、国内でもヘリクタイトが多くみられることで有名だそうです。
ヘリクタイトは、もやしのように捻れて垂れ下がった形の鍾乳石を指すようですね。
私の写真に写せてはいないようなので、撮ってくればよかったです。

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この飛騨大鍾乳洞には幼い時に一度来たことがありましたが、その時のイメージでいちばん残っているのが、上の写真のような光景でした。
再び見られましたね。

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さて第2出口まで来ました。
以降は第3出口までの道のりとなります。

普段ウォーキングをしていますから、多少の険しい道は大丈夫だと思いました。
上り階段はなかなかきつそうではありますが、せっかくなので行きます。

以降は大きい鍾乳石を見る事ができました。
ぱっと見た感じの美しさでいうと入り口付近が一番ですが、第3出口までにある鍾乳石はダイナミックさが感じられます。

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第3出口付近に謎の日本一の男子宝物石器があります。3トンの重さ。
撫でてさわると子宝と幸福を与えます、と書かれているので、触ってみようと思うのですが、

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ええ…写真が暗いのでわかりづらいかと思いますが、アレですね。
妊活で来訪する方もいるとか。

これで鍾乳洞内は見終わって、出口です。
出口に土産物屋があるので、せっかくだからと鍾乳石を買って帰りました。

そこからすこし長い道のりをかけて駐車場まで歩きます。
間に七福神像が見られたりするので、そこもちょっと楽しい。

車に戻り、鍾乳洞を後にしました。
ということで1泊2日の奥飛騨温泉旅行の行程は終わりです。

かなり楽しかったです。
温泉での癒し目的で行きましたが、観光できるところが思いのほか多いので、昼間はいろいろ回って、夜に温泉という計画でも大丈夫ですね。

もうちょっといろいろな温泉に入ればよかったかなと、それだけが少し心残りです。
時間帯の関係で入れなかったところもあり、それは事前に調べておくべきでした。
次回の旅行では改善していきたいところです。
以上です。


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