2021/06/13
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3さいだもん にこにこワークの特徴
学研から出ている知育系の絵本です。
ワークの名が付くとおり、実践形式で子どもに解いていってもらう本になっています。
問題がたくさん収録されており、ページ数が70ページ越えとなかなかのボリューム作品になっています。
中はかしわらあきおさんの親しみやすい柔らかみのあるイラストで楽しめます。
この「3さいだもん」のシリーズは他にも「3さいだもん」と「3さいだもん おはなししましょ」といった作品も出ており、3冊を合わせたギフトセットも販売しています。
楽しみ方について
読んでいって簡単なクイズやパズルを解いていくという趣旨です。
ジャンルと実際の問題形式を記載してみます。
・探し絵 : 例題と同じものを絵の中から探す
・大きい小さい : 誰の鞄が一番小さいか、誰のセーターが一番大きいかなどを当てる
・多い少ない : 誰のジュースが一番少ないかなどを当てる
・前と後ろ : 絵を見てうさぎちゃんの前に座っているのは誰かを当てる
・パズル遊び : 絵の一部が欠けており、完成させるにはどのピースをはめるかを当てる
・迷路 : おさるさんがバナナを買いにお店まで行けるか、道を指でたどる
・かんたんな「ひらがな」を書く
・数をかぞえる(1から10)
・「ひらがな」の読み(「あ」から「ん」)
・影あて : 例題は誰の影なのかを当てる
こうした問題がたくさん収録されています。
難易度は3歳向けということでそれほど難しくはありませんが、ひらがな関係などは覚えているかどうかでやれる時期も変わってきますね。
ジャンルによっては、もしかしたら自分の子どもに向いていないかもと思うこともあるかもしれないのですが、そういうときは別のジャンルに移ることができるのがいいですね。
子どもと一緒に使ってみたら…
自分の子どもがどういった問題が得意なのかがわかって、親の立場からも興味深いですね。
ちなみにうちの場合はパズルを完成させたり、あいうえおをたどる形の迷路はあまり得意じゃないというか、好みでなかったようです。ほとんどやりませんでした。
逆に最後の方に、2つの絵の違うところを探す間違い探しがあるのですがこれは大いに気に入っていました。
「こっちとこっちで、ここは一緒かな?」というかたちで2つの絵の同じ箇所を指さしてやると、観る側からも比較がしやすいのか、違っていた場合にはっきりわかったようで喜んで「違う」と指摘していました。
知育系の間違い探しの本も出ていますから、そちらへ移行しやすくなりました。
3さいだもん にこにこワーク 良い点
前述しましたが、いろいろなな遊びが入っているために今後子どもに買ってあげる指針になります。
得意だったり好きだったりするジャンルを見つけて、今後にそのタイプの知育本を買ってあげると喜ばれるでしょう。
また、1冊がかなりのボリュームであるため、1回通しで楽しむだけでも結構時間を使えます。寝る前に読む本に選んだりするとかなり大変かもしれませんが……
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