2021/06/13
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「バムとケロのにちようび」のあらすじ
人気の「バムとケロ」シリーズの第1作。
せっかくの日曜日ですが外が雨で、遊びに行くことができません。
そう思いつつもケロちゃんが単独で外で遊んで泥だらけになって帰ってきたためにまずは家の壁や床に付いた泥の掃除です。
家の中でできそうな遊びを考えた末に、あまり読んだことがない本はないかと天井裏に探しに行くことになりました。
ところが天井裏はほこりだけでなく虫や動物が棲み着いていたのでした。
汚れて帰ってきたケロちゃんを綺麗にして、ドーナツを作って天井裏へ行くという展開。
ドーナツ作りはなかなか楽しそうでした。作った量は凄いです。
ケロちゃんがドーナツの形を工夫している小ネタもありました。
その形のはお皿の下の方にあったのでなかなか食べるまでいかないのでしょうけれど。
タイトルにある「にちようび」というのはそこまで重要ではなく、日曜日ならではという内容ではないように思いましたが、彼らは平日は仕事しているんでしたっけ?
楽しみ方について
バムやケロちゃんがどういうキャラクターかという説明は特になく、なぜ同居しているのかというのもわからずあっさり話に入っていきます。
ただ絵本というのはそういうものかもしれません。
他の絵本でも登場人物がどういう人なのか書いていると長くなってしまいますからね。
子どもと一緒に使ってみたら…
うちの子どもはこの本もやはり気に入り、よく読み聞かせに選ばれます。
ほとんどの内容は理解できているのだと思いますが、天井裏で見つけるバムのおじいさんの本に関して他作とのつながりとなっていることはまだよくわかっていないようです。
シリーズ1作目からいきなり次作以降のおじいさんの伝説みたいな話に持って行こうとするのは凄いです。
1作目にしてはなかなかハードな内容。天井裏の本の表紙から蛾が出てきたり、ねずみが寄ってきたりと人によっては若干の嫌悪感を持ちそうな展開になっていました。
虫についてももっと具体的にどの虫か想像してしまいそうなのですが、そこがはっきり描かれていたら私はおそらくあまり読まなくなっていたでしょうね。
「バムとケロのにちようび」 良い点
風呂に入ったりドーナツを作ったり、天井裏を探検したりという冒険要素があったりといろいろ読んで追体験して楽しめる要素が多いのもポイントでしょうか。
作ったドーナツを使って問題解決するのもグッド。
ただドーナツはそのまま置きっぱなしにするんでしょうか。
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