なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

DVD「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」

time 2021/12/24

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・クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者のあらすじ

春日部市の上空には、人々の落書きによりパワーを得て浮遊しているラクガキングダムという国がありました。しかし昨今は街の落書きがすぐに消されたり、子どもたちもタブレットに絵を描いたりするする風潮で落書き自体が不足しています。不安に思ったキングダム住人の過激派は王を拘束して春日部市に降り立ち人々に無理矢理落書きを描かせ始めます。一方王の側はキングダムに伝わるミラクルクレヨンを使える勇者を探しに同じく地上へ降り立ち、しんのすけと出会います。

・クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者の感想

大量キャラクター全員で協力だ

今作はとにかく登場人物が多いです。毎度の劇場版のお馴染みのメンバーはほぼ出ていて、さらにゲストキャラとしてキングダムの住人やミラクルクレヨンで描かれて誕生した仲間など。最終的にはほとんど全員が協力して1つの目標を達成しようとするため、感動を呼ぶものになっています。

ただキャラクターの多さにより全員を活かしづらいのか、キングダムの王の側近などはインパクトのある風貌なのにほとんど出番がありませんでした。そもそもしんのすけと絡みがないまま話が終わってしまいます。
そもそもキングダムの姫すら、しんのすけではなくゲストキャラのユウマと仲良くしているだけ。今作のヒロインはあくまでななこおねえさんということなのでしょうか。姫の年齢が幼いのでしんのすけにとって理想のヒロインにはなりづらかったようにも思います。演じるっきゃりーぱみゅぱみゅはなかなか上手くこなしていましたね。

いろいろとあざといところも

ストーリーは笑いあり涙ありで面白かったと思いますが、あざといところもありました。
しんのすけの落書きによって誕生した3人はそれぞれ個性があり、いろいろ旅をする様子がダイジェストで流れたりなんかして視聴者にも親しみを抱かせます。それだけに別れが訪れるシーンなんかはより感動的になりましたがちょっとやりすぎです。旅の道中は泣けるシーンのための前フリですね。

また、ぶりぶりざえもんが登場する劇場版はだいたい最終的にぶりぶりざえもんが片を付ける展開になるのも、個人的にはあまり気に入りません。人気はあるんでしょうけれど。またぶりぶりざえもんか…という意識が働きます。

ゲストキャラのユウマが中盤から重要な役割を担いますがこれも唐突。先に書いたように姫との絡みがしんのすけとでは動かしづらいので別のキャラにやらせたような気さえします。

・気になるキャラクター

風間くん

幼稚園が襲撃された際に、率先してラクガキングダムの兵に口答えしたために変なカメラで唯一拘束されてしまいます。
今作では活躍の場がないのかと思いましたが、あとからはかすかべ防衛隊としてメンバーを鼓舞したり、母親との再会イベントがあったりと優遇される側に。

終盤には防衛隊の皆とでかい落書きを作る際に、「道はなくたって絵は描けるさ!」と力強いセリフ。ここで序盤に出てきたVRでの落書きをするのかと思ったのですが、そういうわけでもなかったみたいですね。なんかよくわかりませんでした。

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