2021/06/13
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そのくしゃみのやり方は正しいですか
昨今はインフルエンザのみならず新型コロナウイルスの影響もあり、拡散防止や予防のためにマスクが品薄になったという事態も記憶に新しいところです。
私が勤務する会社では安全衛生に関わる会議を定期的にやっており、議題に上がるのは主に労災とか事故についてなのですが、たまに健康のことも話題になります。そこで、衛生に関してくしゃみのやり方というか、正しい受け方について話があって、目からうろこのような思いになったので紹介します。
日本人はくしゃみをするときに、つばをどこで受けるか。ほとんどの方がやるのは両手を出して受けるという方法でしょう。あるいはマスクをしていたらそのまんまマスクに出して終わりということもあり得ます。
両手で受けてはいけないらしい
実はこの、両手で受ける方法は、他国の人から見るとふざけんなというレベルで嫌われる行為であるようなのです。
くしゃみでばい菌やウイルスが口から吐き出されたと考えると、両手で受けるのは、手のひらでばい菌やウイルスを受け止めたのと同じことになりますね。
そしてその手でドアを触ったり机や椅子などそこら中に触れることになると、行く先々に菌をまき散らしに行っているようなものなのです。
ですからこのやり方は日本以外の国ではメジャーでないようですね。これをやるとマナー違反と見なされたりするとか。
腕で受けるのが正しいようです
それではくしゃみを一体どこで受けたらいいのでしょうか。一応、安全衛生の会議では答えについても話されていました。それは「腕」だそうです。肘から手のひらまでの部分か、肘から肩までの部分か、というのは忘れましたが、ともかく腕で受けるといいそうなのですよ。
理由は腕でどこかに触れるという機会は、手のひらで触れる機会に比べて相当少ないから、ということでした。まあ確かにそうですね。しかも腕で受けようと思ったら、必然的に腕の内側になりますし。外側で受ける場合はかなり無理な体勢ですから。そこで受けたつばとかをハンカチ等で拭き取れば完了となります。
自分もこれを教わってからは、なるべくくしゃみをするときは腕で受けるようにしています。
余談ですが、うちには赤ちゃんがおります。私はくしゃみの声が大きいもので、くしゃみをするたびに赤ちゃんが音にびっくりして泣くという困った事態になっていたのですが、腕で受けるようになると少し音を軽減できることに気づきました。これにより、赤ちゃんがびっくりすることも少なくなりました。思わぬ副次的効果もあったというお話でした。