2021/06/13
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3さいだもんの特徴
学研から出ている知育本のシリーズの1冊です。
「1さいだもん」「2さいだもん」も出ており、順番に買っていくこともできますし、私のようにいきなり3歳から買ってみても特に問題はありません。
歌やお話のページや写真中心のページなど多彩なビジュアルで子どもの好奇心に訴えかけます。
ひらがなや交通安全など、今後必要になる項目もケアしています。
楽しみ方について
多彩なジャンルのページが収録されているのがポイントです。
特に乗り物や生き物、植物は写真が豊富です。
植物や乗り物の図鑑は、幼い子どもは覚えるのが難しそうと親の方で判断してしまうかもしれないのですが、意外とどこからか知識を得ているかもしれません。しっかり覚えてくれます。
子どもと一緒に使ってみたら…
この本は私が「3さいだもん」を単体で購入して子どもにプレゼントしていたのですが、うちの両親がギフト用の3冊セットを買ってプレゼントしてくれたということもあって、「3さいだもん」のみ家に2冊あるという被った状態になっています。
冒頭にむしめがねカードという、ものを大きく見ることができる虫めがねの機能を持つカードが付属しています。
しかしうちの子はいきなりこれを剥がし始め、結局どこかへやってしまうというありがちな展開になりました。
終盤はひらがなと、それが頭文字の絵が描かれており、ここはかなり得意に読み込んでいました。
また、乗り物もいつ覚えたのかかなりの数を知っていたのに驚きました。
「ドクターイエロー」や「せいそうしゃ(ゴミ収集車)」など、実際に見る機会も少ないでしょうに。
3さいだもん 良い点
読むところがたくさんあって、子どもがどこかしらのジャンルには興味を持ってくれそうなので幅広い楽しみ方ができます。
あと、変わった視点で見てみます。
人によっては驚かれるかもしれないのが、イラストを描かれている方の中に水森亜土さんがいらっしゃることですね。
「アラレちゃん」の「ワイワイワールド」だったり、関根勤さんのモノマネだったりで知る機会はいろいろありますが、いわばレジェンドの歌手であり作家。本書では「しゃぼんだま」に関するページをご担当されています。
この路線で行くと、「おはなし」のページの「3びきのやぎ」は長新太さんが絵を担当されています。
この「3さいだもん」の初版が出たのが2020年で、長新太さんが亡くなられたのが2005年ということなので過去の発表作品の再録なのでしょう。
長新太さんの絵はいろんなところで見かけます。表情がユーモラスで楽しいんですよね。私は「へんてこライオン」のキャラクターが好み。
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