2021/06/13
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「3さいだもん おはなししましょ」 の特徴
学研から出ている知育系の絵本である「3さいだもん」シリーズの中の1冊です。
タイトルの通り、おはなしが中心の内容ですが、後半は歌の歌詞と絵が収録されています。絵は10人以上の方が担当されており、話によって多種多様な描き方です。タッチがそれぞれ異なるためいずれも楽しめることでしょう。
楽しみ方について
収録されている内容は以下です。
多くのお話が収録されており、短めなので時間がないときは1話だけという使い方もできますね。
・にげだした パンケーキ
・さると かに
・おおかみと 7ひきの こやぎ
・なーんだ なんだ?
・だれのかな?
・ブレーメンの おんがくたい
・いっすんぼうし
・どこだ? どこだ?
・きたかぜと たいよう
・ありと はと
うた
・やぎさん ゆうびん
・おべんとうばこの うた
・みなみの しまの ハメハメハだいおう
・やまの おんがくか
・ゆうやけ こやけ
歌についてはメジャーどころがそろっています。
おはなしについては本作オリジナルのもの以外はわりと古典のものが多いでしょうか。
子どもと一緒に使ってみたら…
うちの子どもが最も食いつきが良かったのは最初の「にげだした パンケーキ」でした。
これはノルウェーのむかしばなしだそうで、私は知らない話だったのですがかなりユーモラスですね。
お母さんが料理していたパンケーキが食べられるのを拒否して逃げていき、様々な人たちと出会うという内容。
一部仕掛けが入っており、ページの半分をめくって広げると新たな話が展開したりします。
この仕掛けは「おおかみと 7ひきの こやぎ」にも使われています。本全体に仕掛け満載かと思いきや意外と仕掛け自体は少なかったですが。
うちの子はあまり日本の昔話が好みで無いのか、いくつか収録されていますがあまり読んであげた記憶がないですね。
「3さいだもん おはなししましょ」 良い点
多彩なお話が収録されていることがまず第一に挙げられます。
それ以外にもめくって視覚的に楽しめる「なーんだ なんだ?」や、子どもに考えさせる「どこだ どこだ?」などの知育面に比重が高い話も収録されています。
あと歌の楽譜が巻末についていますので、ピアノを弾ける方などは活用できそうですね。
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