2021/06/13
価格 | 2,420円~ |
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Contents
概要、解説
TV番組「おかあさんといっしょ」の毎月の歌やその他番組中で歌われた曲が多数収録された、定期的に出ている左心ベストの1枚です。
だいすけお兄さんとたくみお姉さんの時代ですね。2014年に出ました。
例によって月の歌が多く収録されていますが、今作は「おかあさんといっしょ」の番組においてもかなり一般に浸透して知名度の高い曲が3曲入っており、そういった意味で買いやすくおすすめです。
その3曲は、「だんご3兄弟」「ぼよよん行進曲 ~ロングバージョン~」「ブンバ・ボーン (かけ声入り)」です。「だんご3兄弟」はだいすけお兄さんとたくみお姉さんが歌っているバージョンです。売れまくった曲で、今後も歌い継がれていくことでしょう。「ぼよよん行進曲 ~ロングバージョン~」は故・ゆうぞうお兄さんとしょうこお姉さん時代の曲として有名ですが、こちらもだいすけお兄さんとたくみお姉さんが歌唱。ロングバージョンということで3分半あります。「歩け歩け歩け 進め進め進め」と命令の歌詞が入るんですよね。なに命令しとるねんとちょっと思いましたけどね。
「ブンバ・ボーン (かけ声入り)」は当然よしお兄さんが喋ってくれますね。流行りましたねえこの曲。
表題作の「みんなのリズム」は王道を行く盛り上がる曲調で人気が出そうですね。
掛け合いが楽しい「モシモシだいすき!」はたくみお姉さんが声色を換えてきているあたりも面白いです。
うちで使用してみての感想
上で書けなかった曲について書くと、「じゃくじゃくあまのじゃく」は、月のうたの1つだったそうですが、そのタイトルの通り何でもかんでもあまのじゃくな回答をするという歌です。
「おはようございません」「いただきません」「いってきません」という挨拶をしたり、好きなおやつを嫌いと言ってみるという趣向があります。こういうのはあまのじゃくの概念がわかっている子どもならば楽しめる遊びなのですが、まだ話すことが満足にできない子どもがこの歌の歌詞を覚えてしまうと、その後の言語の発達に影響が及ぶのではないかと心配でした。あまり子どもには聞かせていなかったので特に問題はなかったと思いますが。
「カオカオカ~オ」はノリがよく個人的に好きです。一時期仕事中に眠くなったときに頭の中にこの曲がなぜか流れていて、理由は全くわかりませんがそういう変な思い出があります。
「どんがらどんどんどらやき!」は「どら」と付く語句を歌詞に登場させまくっています。どらねこぐらいならいいですが、ドラキュラやドラム缶やドラゴンが出てきてかなりカオスな世界観になっています。途中で曲調も替わりますし。
「組曲「くるみ割り人形」より 行進曲 花のワルツ」は、チャイコフスキーの有名曲に歌詞を付けてお兄さんお姉さんが歌っています。こういう形でクラシックの有名曲も「おかあさんといっしょ」で教えるという意図でもあったのでしょうか、冬至のことはよくわかりませんがこの路線は結構個人的に面白いと思っただけに、その後のアルバムではあまり後続していないのが少し惜しまれます。