2021/06/13
テディ・ウィルソンはアメリカ合衆国のジャズ・ピアニストです。
ベニー・グッドマンのカルテットに参加していたほか、ビリー・ホリデイと共演したレコードがヒットしたなどの実績を持ちます。
技術的なことや用語が全然わからないので、毎回「聴きやすい」とか、印象ばかり書くと思うのですが、まあ、今作はとっても聴きやすいんですよね。
もともと私がJazzに抱いていたイメージが、サックスやトランペットよりも、まずピアノだったものですから、まさにその象徴的なピアニストだと思っています。いい出会いでした。
初めて買った彼のCDは、ダイソーで売られていた「永遠のジャズ・ピアニスト」シリーズ。1枚300円のものでした。さすがに音質は、300円の値段相応かあ、なんて思ったものです。
さて、この「Easy Living」ですが、どういうアルバムなのか私はよくわかっていません。
地元であったCDセールの祭典みたいな催しにて見つけて、購入したものです。
ジャケットには「Recorded in London,June 18,1967」と書いてあります。
ですから、ベスト盤というわけでもないようですね。
ちなみに上記のダイソーのCDとは曲の被りはありませんでした。
「Honeysuckle Rose」「Take The “A” Train」「Love」のようなアップテンポな曲が半分ぐらいで、もう半分では穏やかな旋律が流れてきます。
心が落ち着きますし、お酒を飲みながらBGMにしておくのにも向いています。というか私はそういう曲を求めがちなのですよ。
「Green Dolphin Street」はとても安らかな曲調ですごい好みです。もっとこういうの頂戴って感じです。
この曲はHorace Parlanのと、Eric Dolphyのを聴いたことがありますが、Horace Parlanのは少しテンポが速く、Eric Dolphyのは、まあ、変わった曲になっています。どれもいいですよ。
私も全然他の方に勧められるほどJazzをまだ聴いていないのですが、それでもJazzを最近聴くんですとか言って、話題作りにしています。
そんな時に、ピアノが入ってるのが好きなんで、ビル・エヴァンスやオスカー・ピーターソンが好きなんですよと付け足すんですが、本当はテディ・ウィルソンと言いたいんですよね。もうちょっと入手しやすくなってくれればなあと思っております。