2021/06/13
前に「冬に聴きたい名曲を選んでみました」という題材で書いたことがありますが、今回はクリスマス向けです。実質、前の記事の第2弾ですね。
クリスマス前の12月辺りから無性に聞きたくなる曲揃いです。ただお正月の時期は少し聴く気が減退するかもしれませんが…
Contents
- 1 Moon Child 「Hallelujah in the snow」
- 2 Kinki Kids 「Harmony of December」
- 3 DEEN 「Christmas Time」
- 4 メリー 「冬のカスタネット」
- 5 SHAZNA 「White Silent Night」
- 6 Favorite Blue 「sometime, somewhere ~Snowball fallin’ on my head~」
- 7 松任谷由実 「恋人がサンタクロース」
- 8 SMILE 「IN EVERY PLACE」
- 9 T.M.Revolution 「Burnin’ X’mas」
- 10 ZIGGY 「世界の果てまで」
Moon Child 「Hallelujah in the snow」
Moon Childというとシングル「ESCAPE」が突出して有名ですね。
1999年に解散してから数年前にまた復活したりもしています。私のブログでは解散後のメンバーの活動としてSCRIPTやRicken’sについてもたまに曲を取り上げますし、結構季節感のあるバンドだったと言えなくもありません。
この「Hallelujah in the snow」は「ESCAPE」の次の次に出たシングル。雪の街中で歌うPVが印象的なバラードナンバーです。ミドルテンポで心が落ち着くメロディーが極上で、個人的には毎年冬には外せないナンバーとなっています。
収録アルバムは『MY LITTLE RED BOOK』。アルバムバージョンは鈴の音から始まってクリスマス感が強化されています。
ZC00018【中古】【CD】MY LITTLE RED BOOK/MOON CHILD
|
Kinki Kids 「Harmony of December」
キンキの場合は「シンデレラ・クリスマス」というまさにピッタリのテーマの曲がありますし、「SNOW! SNOW! SNOW!」もかなりの名曲ですが今回はこの曲です。
今作で24作連続オリコン初登場1位を記録しています。
ゆったりとしたテンポの、温かみのあるナンバー。ストリングスやコーラスのアレンジも凝っていて、キラキラとした雪の様子が目に浮かぶようです。
高音の箇所が少ないためカラオケでも歌いやすい楽曲であると言えます。
収録アルバムは『I album -iD-』。
i album iD [ KinKi Kids ]
|
DEEN 「Christmas Time」
DEENが以前に出していたClassicシリーズの第一弾が冬で、この「Christmas Time」でした。これらは季節に応じた4枚がシングルとしてリリースされ、表題曲の他は、過去作が季節に即したアレンジを加えて収録されていました。
今作の場合は「このまま君だけを奪い去りたい」と「永遠をあずけてくれ」が新録されて収録。
「永遠をあずけてくれ」もかなりヒットしたクリスマスソングなので合わせてチェックしたい楽曲ですね。
「Christmas Time」は優しいピアノの音色から始まります。2番3番のサビへとどんどん盛り上がりが増していくドラマチックな曲です。
収録アルバムは『DEEN The Best Classics』。Classicシリーズを集めた2枚組アルバムです。
DEEN The Best クラシックス [ DEEN ]
|
メリー 「冬のカスタネット」
慟哭系のビジュアル系バンド、メリーが2008年にリリースしたシングル曲です。歌詞にきっちり「クリスマス」と入っている、まさしくクリスマス曲。
ビジュアル系バンドのクリスマス曲はわりかし失恋系が多いような気がします(気のせいかも)。
この曲はまさに失恋系で、物静かな雰囲気から始まってどんどんと悲愴な雰囲気へ進んでいくパワーバラード。
サビのメロディーがかなり良く、クリスマスでなくても何度も聴きたくなる良メロです。
最後のサビの転調によりさらに激メロに昇華され、カラオケで歌いながら泣きそうになるほどの扇情力があります。傑作。
収録アルバムは『アンダーワールド』。初回盤は太いジャケットでした。
アンダーワールド [ メリー ]
|
SHAZNA 「White Silent Night」
ビジュアル系つながりでもう1曲。こちらは1997年のヒット曲です。
ビジュアル系ブームの火付け役の1組でもあったSHAZNAの、唯一のオリコン初登場1位を獲得したシングル曲。「Melty Love」でも「すみれSeptember Love」でも「SWEET HEART MEMORY」でもなくこの曲の最高位が一番高いのですよね。
どこか楽しげなリズムに明るめなメロディーで展開します。サビでは女性コーラスとの掛け合いとなります。ハモリも綺麗ですね。非常に聴きやすい1曲となっています。
ちなみにSHAZNAの冬の曲としてはシングル「Winter’s Review」辺りもおススメです。
収録アルバムは『BEST ALBUM 1993~2000 OLDIES』。メジャー1stアルバムの『GOLD SUN AND SILVER MOON』では、「White Fairytale」と曲名も変わったアレンジバージョンが収録されています。
【中古】邦楽CD SHAZNA / BEST ALBUM 1993 2000 OLDIES【02P05Nov16】【画】
|
Favorite Blue 「sometime, somewhere ~Snowball fallin’ on my head~」
90年代に人気を集めた男女2人組ユニット、フェイバリット・ブルーのラストシングルです。
シングルではトップ10入りができなかった割に、アルバムはオリコン1位獲得作が2枚という、変わったセールスを記録していました。
ボーカルの松崎麻矢さんは可愛かったですね、懐かしい思い出です。作曲・編曲はmoveでもおなじみのt-kimuraこと木村貴志さん。
この曲はダンサブルな演奏ですが、そこに乗るボーカルは終始おとなしめ。珍しいですね。それによって、かえって落ち着いて聴くことができます。
淡々と流れていくので車のBGMにも良さそうです。
収録アルバムはベスト盤の『FB BEST〜eternal trax〜』
【中古】 FB BEST ETERNAL TRAX /Favorite Blue 【中古】afb
|
松任谷由実 「恋人がサンタクロース」
超の付く有名曲です。クリスマスの定番曲でもありますので、あまり改めて紹介することもないのですが…
1980年に発売のアルバムに収録されており、相当な時が流れていますが(私は生まれていない)、いまだに知名度が高いパワーのある楽曲ですね。
実はシングル曲ではありません。意外でした。
覚えやすいサビとにぎやかなコーラスで非常に聴きやすい曲となっています。
他のアーティストによるカバーも数多く生み出されており、今後もカバーが生まれるのは確実でしょうね。
収録アルバムはベスト盤の『Neue Musik』、オリジナルアルバムでは『SURF&SNOW』。
ノイエ・ムジーク YUMI MATSUTOYA COMPLETE BEST VOL.1 [ 松任谷由実 ]
|
SMILE 「IN EVERY PLACE」
SMILEも割と季節感があって好きなバンドです。解散後、ボーカルの浅田真一さんはソロ活動以外にもプロデュース業だったり、Kinki Kids「永遠のBLOODS」の作詞をしたりと活躍されています。
1998年の冬頃にリリースされたシングルで、優しいピアノの音色で始まる温かみのある楽曲となっています。
ミドルテンポで優しいメロディーが流れてくるので、心穏やかに聴く事ができますね。
誰の街にも、世界中のどこにも聖夜が訪れるという歌詞で、クリスマスにもぴったりですし、冬になると私はほぼ必ず聴いている曲です。
収録アルバムは解散してから相当後に出たベスト盤の『ゴールデン☆ベスト スマイル シングルス』、オリジナルアルバムでは『FOR YOUR SMILE』。
ゴールデン☆ベスト スマイル シングルス + [ スマイル ]
|
T.M.Revolution 「Burnin’ X’mas」
TMRは夏にも冬にも強いので、こういう感じで季節ごとに曲を集めていくときに重宝します。
「WHITE BREATH」が強力ですし、TMR-eの「雪幻 ‐winter dust‐」もかなりの名曲なのですが、ことクリスマスとなるとやはり「Burnin’ X’mas」は外せません。
やけに現実感のあるAメロの歌詞が印象的です。井上秋緒さんの歌詞にはこういうの多いですね。余談ですけどさっき「井上秋緒」ってGoogleで画像検索したところ、まず最初に声優の水橋かおりさんの画像が出てきたので驚きました。
サビのメロディーがまたキャッチーで、TMRでも五指に入るぐらい好きなサビメロです。カラオケでも積極的に歌いたい曲なのですが、季節によって歌うタイミングが限定されがちなのが惜しいところ。
収録アルバムは『THE FORCE』。
【送料無料】T.M.Revolution/THE FORCE 【CD】
|
ZIGGY 「世界の果てまで」
「GLORIA」が有名なZIGGY、「STAY GOLD」、「Jealousy」、「STEP BY STEP」などヒットは曲は多々ありますがその中で今回はアルバム収録の名曲「世界の果てまで」を勧めます。
ZIGGYは「Silent Eveを待ちながら」というテーマにも沿ったすさまじい名曲もあるので迷いました。両方聴いてもいいんですけどね。
アルバム自体がミディアムテンポで落ち着いたアコギが流れてくる、通称「銀盤」。ロック色が強かった前作が通称「金盤」なのでそれと対になっています。そのアルバムの最後を飾る8分の名曲です。
ゆったりとしたメロディーですので、電気を消してまどろみの中でまったりと聴いていくと、次第に意識が遠のいていきそうで心地よいです。
ジングルベルが街に~♪と歌うAメロもひたすら穏やかに進み、年の瀬に向かって静かに時が流れていくようですね。スケールの大きなサビはこれまでとこれからを内包したような壮大さに溢れており、聴き終えて達成感すら感じさせます。
収録アルバムは『HEAVEN AND HELL II』。『HEAVEN AND HELL COMPLETE BOX』ならば1と2の2枚組にライブDVDも付いてお得な内容。
CD/ZIGGY/HEAVEN AND HELL COMPLETE BOX/MECR-2007
|