なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

マイナンバー漏えいの対策はどうすれば?

time 2016/02/07

従業員や報酬料金・家賃の支払い先からマイナンバーを入手した場合、
ほとんどの企業はそれをパソコン内にデータとして残すと思います。

マイナンバー管理の専用ソフトは数多くリリースされておりますね。

うちの会社でもそのうちの一つを使用しています。

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ここでもマイナンバーの守秘義務に従って、
漏えいへの対策、漏えいのないような管理体制を構築する必要があります。

しかし、どこまで厳格にやるか、というのも企業ごとの裁量に任されているような気もしています。

どんな対策が必要なんでしょうか。

対策と言っても2種類ありまして、

・お役所が、毎ナンバーの運用は適切かな?とチェック・調査に入った場合に、

うちの会社はこれこれこういう方法で管理してるので、安心なんですよー、

と示すための対策。

・実際に起こりうる、内部の従業員からの漏えいや、

外部の悪意を持った第三者からのサイバー攻撃等による漏えいに対する

現実的なセキュリティ対策。

前者なんかは実際にどういった形で国から調査が入るのか、
現時点でよくわかっていませんので、今後も動向を注視することが必要となりそうです。

契約してる監査法人があるならば、尋ねてみてもいいかもしれません(私はやるつもり)。

後者、情報漏えい防止のためにどうすべきでしょうか。

担当者へのアクセス権の付与、担当者以外のアクセス権の制御、

データへのアクセス者の識別・認証、ログの監視、

外部からの不正アクセスの防止、保管データの暗号化なんかが必要と思われますね。

うちの会社ではどうしてるかと言いますと、
マイナンバー管理担当者は会社へ「誓約書」を提出しています。

目的外で使用しない・社外へ持ち出さないとか、基本的な内容です。

そして、外部監査などあった際に、こうした形で誓約書を出した者以外は
マイナンバーの閲覧権限がない、という体制を整えておくのです。

アクセス権限を誓約書を出したメンバーに限定することで、
実務として担当者以外が見る可能性を排除できますし、
外部監査によって管理体制をチェックされる時も、説明ができます。

今後マイナンバーを利用したサービスが増えたりすると、
不正使用によるリスクも増えるわけですので、
社外への漏えい・流出を防ぐ体制を作っておきたいものですね。

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