なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

(JAZZ) John Coltrane「Ballads」

time 2016/05/26

今回はジョン・コルトレーンの「バラード」です。
私このアルバム大好きなんですよ。

かなり知名度の高いアルバムであると思います。

コルトレーンはジャズ史に残るサックスプレーヤーと言われ、テナー・サックス、アルト・サックス、ソプラノ・サックスのほか、フルートも演奏できたということです。

今回の「Ballads」は1961、62年にかけて録音された作品です。
このあたりから、マッコイ・タイナー、ジミー・ギャリソン、エルヴィン・ジョーンズとカルテットを組んで、いよいよ独自の音楽を追求し始めたとされています。

アルバムはタイトルの通りのバラード集となっており、いずれの曲もゆったりとしたテンポで流れてきます。
私のような初心者の方が聴いても、すんなり聴き通せるのではないかと思います。おススメです。

冒頭の「Say It (Over And Over Again)」は優しいピアノの音色から、どこかで聞いたことのあるような温かみのあるサックスの音が入ってきます。うーん、たまらんですね。

なんかいろいろ想像ができそうなタイトルの「Nancy (With The Laughing Face)」がアルバム最後を飾ります。
終始どこか寂しげなメロディーに涙腺が刺激されますね。お酒を飲みながら浸るのもまた良いかなと思います。

コルトレーンは「Blue Train」と、この「Ballads」しか聴いたことがないのですが、どちらもかなりいいですね。

むしろ「Blue Train」で聴けるようなハードな演奏の方が彼の本質であるようなのですが、「Ballads」の、目を閉じるとそのまま眠りに落ちてしまいそうな柔らかさのある演奏もよいものです。

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