2021/06/13
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概要、解説
あまりに有名なこの絵です。絵本コーナーで一度も見たことがないという方は少ないのではないでしょうか。
初版が1988年で、何回か改訂版が出ているのですがそれでも我が家にあるのが改訂2版の方で103刷。定番中の定番。ロングセラーです。
読んだことがある方も多いでしょう。本を読み進めることでいないいないばあができるという内容です。手の部分がページになっていて、めくることで顔を隠していた手が外れて顔が見えるようになるという仕掛けというわけです。これでいないいない、ばあーと読んであげることでいないいないばあが成立するという。割と説明不要でしたね。
登場するのがこいぬ、ひよこ、ねこと平和な感じでいないいないばあが続いていきますが、その次が怪獣です。対象年齢が0~2歳の本ですが、そもそもその年代の子どもに怪獣とはなんぞやとわからせるのが大変なのですね。まあ、わかってもらえなくても読み進められるのでいいのですが。
最後はママが出てくるのですが、ここはママがお面を被っていて2段階のいないいないばあになるという工夫があります。大人でも読み聞かせを初めてするときには結構意表を突かれるのではないでしょうか。
うちで使用してみての感想
これはうちの実家の親が子どもに買ってくれたものです。生まれたての時だったか0歳の時だったか。やはり奇をてらったものよりも定番のものをそろえたくなるのが人の常ですね。
ただこの世の中ではいないいないばあ関係の本は多少出ており、それらと被ることも多くなってきていると思います。仕掛け絵本の面で優位ですし最後のお面の仕掛けも見事ですのでまだまだ支持されそうな一冊ではありますが。
また、いないいないばあだけで長時間赤ちゃんの面倒を見ているのが厳しいと感じることもあります。うちの子どもの場合は1回読んだらしばらくは読まなくてもいいという感じでした。読み終えたら実際に自分たちの顔を使っていないいないばあをしてあげるという流れは自然ですね。
あと読み返していて気づきましたが、最後のママの顔がお面なので目の部分がくりぬかれているのですが、後ろから読むと車のヘッドライトになっているのですね。こういうところにも工夫してあるのが長く支持される理由なのでしょうか。
この「あかちゃんのあそびえほん」はたくさんのシリーズ作品があり、手持ちはこのほかに「いいおへんじできるかな」がありますのでいずれ紹介できればと思います。