2021/06/13
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Contents
・クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦のあらすじ
東京の上空を飛ぶ飛行船の中で、秘密組織SMLのスパイであるコードネーム「お色気」が世界征服を狙う結社「ブタのヒヅメ」の持つCD-ROMを盗み出しますが、逃げ切る直前に見つかり海へ落下します。降り立った先にあったのがしんのすけやかすかべ防衛隊も乗っていた屋形船。お色気としんのすけたちは「ブタのヒヅメ」にとらえられてしまいますが、ひろしやみさえたちは秘密組織SMLからの接触があり、息子を助けに「ブタのヒヅメ」を追って香港へ向かいます。
・クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦の感想
SHAZNA
1998年の劇場版第6作です。これは個人的に公開年が覚えやすいです。なぜかというとゲストでビジュアル系バンドSHAZNAのIZAMが登場しており、エンディング曲もSHAZNA「PURENESS」であるからです。
SHAZNAがブレイクしたのが1997年で、「Melty Love」「すみれSeptember Love」「White Silent Night」「SWEET HEART MEMORY」とヒット曲を連発してその次のシングルがこの1998年に出た「PURENESS」なんですね。徐々に勢いが落ちてきた時期ではありますが、この次の「Love Is Alive」「恋人」あたりまではまだチャートで頑張っていた印象です。その次の「PINK」が個人的には売り上げ的に落ち目になった地点だったと思います。
全くどうでもいい話だったかもしれませんが、IZAM本人が出てきたわけではなく、クレしんの初期の映画に多かったオカマキャラクターが発明品によるホログラムで変装していた姿。声優はIZAM本人が勤めていましたが。ネネちゃんがSHAZNA好きという設定があったものの、解散している現在だとあり得ないですね。
それぞれのキャラがいい
本編はスパイアクションというほどでもなく、スパイ要素は前半ぐらいですかね。格闘シーンが多いです。ひろしとみさえがしんのすけを救うために危険を顧みずスパイ「筋肉」に同行して異国まで行ったり、しんのすけが任務を遂行中にマサオ君や風間君などのかすかべ防衛隊が体を張って彼を守ろうとするなど、レギュラーメンバーの絆の強さが再確認できる内容です。
味方側のスパイであるお色気と筋肉の活躍が多いですがキャラクターとしても真面目で頑張っていて好感が持てました。敵役のバレル・ブレード・ママも面白かったですね。バレルの情けなさに対してママの出番の多さはちょっと意外でしたが。まだ戦ってるのかこいつはと。
私が最も感動的だったのは、ぶりぶりざえもんが人助けをしたあとで消えたり、最後にまた助けに来てくれたりしたところです。憎まれ口が多いですがいい奴ですね。
・気になるキャラクター
大袋博士、アンジェラ青梅
博士とその助手。声優が滝口順平さんと増岡弘さんで豪華なんですね。全体的にギャグをこなせるキャラが多い映画でしたが彼らはギャグ要員側として場を和ます役割で貢献していました。アンジェラ青梅って話の中で必要だったかと言われると必要なかった気もしますが印象には残りました。
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