なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

絵本 古内ヨシ「おべんとう ひゅーるひゅる」

time 2021/06/16

価格 1,430円~

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概要、解説

絵本意外にも挿絵や表紙イラストなどで活躍されている古内ヨシさんの絵本です。きつねくんとたぬきくんが表紙にいますがこの2人のシリーズのようですね。「きつねうどんたぬきうどん」という、この2人が出てくる本が先に出ていたようですがそちらはまだ読んだことがありません。

きつねくんとたぬきくんがお弁当を持ってピクニックに行くという話です。きつねくんはまだ目的地まで着いていないのに、お腹がすいたから食べちゃおうと言ってお弁当のふたを開けてしまいます。そこへトンビやヘビが登場してきつねくんのお弁当の中身が奪われてしまいます。

友達なのかよくわからないきりんくんやぞうくんも容赦なくきつねくんのお弁当を取り続けます。たぬきくんの発案でご飯をおにぎりにしたものの、それも落としてしまって山の斜面を転がります。着いた先はなんと、かばくんの口の中。きつねくんはついには泣き出してしまいました。

ここで終わったらとんでもなく悲惨な絵本になってしまうのですが、落とすだけ落としたら後は上がるだけです。皆がきつねくんに自分のお弁当を分けてくれるという心温まるパートに入ります。そうであっても最初から人の弁当を取るなよとか、ヘビやトンビはきつねくんに何も返してないぞとか、いろいろ考えることはありますが最後は楽しげに終わります。ひゅーるひゅる。

うちで使用してみての感想

全くの余談ですが私が自分の子どもに初めて買った絵本がこれです。まあ厳密にはダイソーの100円絵本とか買ったことはありましたが、いい値段をする絵本を自分の子どものために買う初めての絵本ということで、結構緊張しましたね。買う前にパラパラと見てみて、これならば気に入ってくれるだろうと踏んで買いました。

結果はなかなかお気に入りの一冊になってくれたようで安心しています。一時期は毎日のように読んでとせがまれて、子どもと一緒に読んでいました。
絵本や図鑑に出てくる食べ物に興味を持っている時期でもありましたので、この絵本に書かれているおにぎりのみならず、バナナやブロッコリーやリンゴなどもしっかり覚えて、指をさして何かを自分から喋ってくれるようになりました。

話自体に突っ込みを入れることはなく、きつねくんかわいそうという感想もまだ聞かれませんが、「きつねくんのお弁当、なくなっちゃった」というセリフは覚えたみたいでしばしば言っていましたね。
数多くの動物と数多くの食べ物が出てくるので、知識を増やすのにもいい絵本だったと思います。

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