2021/06/13
価格 | 968円~ |
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Contents
概要、解説
いろいろな動物たちが布団で寝ているという内容です。
布団がかぶせてあって、動物の頭の部分だけが見えるようになっています。ページの下の部分をめくったらどの動物が寝ているのかがわかるというのが仕掛け要素になっています。
対象年齢は0~3歳となっていました。
動物自体はバリエーションがありますね。カンガルー、キリン、ねずみ、うさぎなど。1匹だけで寝ているとは限らず、ネズミなんかはたくさんで寝ていたりしていて、それぞれの動物の特徴が表れているところも面白いですね。
特にキリンの寝方なんかは勉強になるかと思います。
どの動物かを確認したら、また「ねんねだね」と言って布団を掛ける(=めくっていたページ下部分を戻す)というやり方も出版社側から推奨されています。
睡眠がテーマの本なので、子どもの寝かしつけ用としても使えるようになっているのがありがたいところです。
作者のまつおりかこさんは本作の他にも「いっしょにあそぼう いないいないばあ!」「ごはんはなあに?いただきまーす」などの仕掛け絵本を出されていますが、今のところ読んだことがあるのはこの一冊のみです。
うちで使用してみての感想
これを書いている今は子どもが2歳を過ぎましたが、今でもたまに読み聞かせに使用しています。仕掛け絵本というのはある程度年を取っても需要があるということでしょうか。
絵柄がかわいくてほんわかした感じなのでなかなか親しみやすいですね。うさぎとかは柔らかさが伝わってきて良いと思います。
あとから気づきましたが布団自体にも動物ごとの特色が出ていましたね。ネコだったら魚が書かれていたり。そういう小ネタ的な部分にも着目していくと長く楽しむことができそう。
ある日、しまい方が雑だったので動物のパートが続いているはずが、ページをめくったらいきなり人間の赤ちゃんが寝ているという状況になっていてちょっとビビってしまいました。後ろの方のページ下部分が、前のページに挟まれていたのでした。
一応読み終えたら、次回のために仕掛け部分は元に戻す形にしておいた方が良さそうですね。
ページ数はそこまで多くありませんが、仕掛けが入るため少し分厚めにはなります。それでも本棚に収まったときには割とスリムに見えるから不思議。