2021/06/13
価格 | 935円~ |
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Contents
概要、解説
いわゆる仕掛け絵本ですね。タイトルにも表紙にもいるサンタがいろいろな動きをするという内容になっています。
各ページがかなり分厚くなっていて、見開きページの各所に指を引っかけられるくぼみがあります。ここに指を入れて左右とか上下に動かすことで、サンタが動くという仕掛けです。
サンタ自身がユーモラスな性格をしていて(馴れ馴れしいとも言う)、タイトルにもある通り「いち、にぃ、サンタ」という掛け声でサンタを動かしてくれと注文してきます。
ページ数自体はそれほど多くなく、見開きページを数回めくると終わりです。仕掛けに特化した本なのでしょう。読んであげる場合は仕掛けを動かすことに時間を使うといいように思います。ストーリー的にはすぐ終わるので。
うちで使用してみての感想
これは私の両親が何かの折に子どもに買ってくれた本です。両親からすると孫ですね。もらった季節が別にクリスマスではなかったような気もしますが、いつ読んでも差し支えはないと思います。
子どもに渡してもしばらくはあまり見ていなかったのを覚えています。仕掛け絵本というのはいざ読むにしても親の側から取っかかりとして使ってあげた方がいいのか、それとも子ども自身に使い方を探してもらった方がいいのかと考えることがたまにあります。この本については最初は私が動かしていましたね。
読みながら「いち、にい、サンタ」の掛け声に会わせて動かしてあげると子どもにもわかりやすいです。
この本は結構な分厚さの割に値段自体はそこまで高いわけでもないですね(もらっておいてなんですが)。分厚い理由は先に書いたとおり仕掛けがある分1ページあたりが厚いからです。ぱっと背表紙だけ見ると2千円ぐらいしそうなのですが実際はその半額ぐらいです。
私が仕掛けを動かしてやると、子どもも自分でやってみたくなったようで指を使って動かせるようになりました。一安心です。
ただしサンタを上下に動かす仕掛けについては指を入れるところではなくて、上に飛び出たサンタを直接引っ張ったりしていましたが…しかもその状態のまま他の本に移行したりするので、しまうときにはこちらで元に戻すことが必要でしたね。なぜか上下に動かすところはちょっと動きが硬いような気がします。左右や表の紙に干渉しそうな構造のためでしょうか。
慣れてきたので私はサンタを高速で左右に振ったりしたところ、ちょっと子どもに受けたのでよかったと思います。