夏に聴きたい曲を集めてみました その2

夏に聴きたい曲、ということで10曲挙げたのが下の記事です。
夏に聴きたい曲を集めてみました

ところが意外と他にも紹介したい曲が次から次へと現れましたので、今回は「その2」として、さらに挙げていきたいと思います。

最初のと同様に、あえてタイトルに「夏」「summer」「サマー」を含まない曲のみを選んでご紹介します。

レミオロメン「スタンドバイミー」

レミオロメンは「粉雪」が特に有名ですが、結構夏の曲も多いですね。

ボーカルの藤巻さんの声は温かみがあるのですが、特に爽やかだという感じではないと思っています。しかし曲自体は非常にキャッチーかつ爽やか。テンポ良く進んでサビで一気に盛り上がっていく構成は大好きです。

サビがちょっと高音で、裏声を出す箇所もあります。カラオケで人前で歌う前には事前にシミュレートしておくといいかと思います。どこから裏声なのかわからなくなるんですよね。

収録アルバムは『HORIZON』。「粉雪」も入っていますし、聴きやすいアルバムです。初めての方はこのアルバムか『レミオベスト』を勧めます。今だと『HORIZON』の方が安価で買えますね。

Galla「フェロミスト」

Gallaとは誰だ、とおそらくなっているのではないかと思うので説明から。日本の4人組ロックバンドで、エイベックス所属でもあったそうです。2000年に解散してしまっていますが、2013年から14年にかけて再結成していました。最も有名な曲は、頭文字Dのエンディングテーマだった「奇跡の薔薇 キセキノハナ」でしょう。

この「フェロミスト」はなぜか歌詞が女言葉で、華やかに夏について歌われているロックチューン。
三ツ矢サイダーのCMタイアップが付きました。CMでは歌詞を一部変えて、「dream timeは三ツ矢サイダー♪」って歌われてたのを聴いたような記憶があります。

収録アルバムは『PARA-LIFE』。ちなみに「奇跡の薔薇 キセキノハナ」はアルバム『WORDS FORM MIND』収録なので、こちらには入っていません。

CURIO「ひまわり」

「粉雪」「君に触れるだけで」がヒットしたCURIOですが、彼らのデビュー2枚目のシングルがこの「ひまわり」です。Count Down TVのオープニングテーマのタイアップが付きました。

デビュー当時のCURIOはとにかく明るく元気なバンドが出てきたなーという印象で、この曲も楽しげな街中の夏という雰囲気の歌詞にNOBの高音ボーカルが冴えている名曲です。サビも一聴の価値あり。

以降は様々な曲のスタイルを追求していった感がありますが、NOBが薬で捕まってしまい活動休止。その後復活しますがこの曲のような明るさはさすがに戻ってきませんね。「fish」「月と鏡」なんかのメロウな名曲はあるんですけどね。その後解散を経てまた復活したりしています。

収録アルバムは『HYBRID』。

access「DRASTIC MERMAID」

accessの三部作として出されたシングルの一曲目でした。このあと「SCANDALOUS BLUE」「TEAR’S LIBERATION」をリリースして彼らは解散してしまったわけでしたが、その後復活してからは結構長くやってくれています。3曲入りシングルが2,000円とかは高いような気もしますが…まあ私はアルバム買うんですけどね。

さて、この「DRASTIC MERMAID」は夏ごろにリリースされ、彼らの最大のヒット曲となりました。ノリとテンポがよくてサビも中毒性があります。何度も聴きたくなりますね。私が彼らの曲で一番好きなのがこの曲なんですよ。TMRやIcemanから逆を辿ってaccessを聴き始めましたが、全く違和感なく聴けました。

収録アルバムは『AXS SINGLE TRACKS』。

THE YELLOW MONKEY「追憶のマーメイド」

申年の2016年に復活を発表したイエモンの、7枚目のシングルでした。95～97年辺りのシングルは、毎回キャッチーなメロディーで非常に好みでしたね。カラオケでも歌いやすいですし。それ以降のも好きですが。

情熱的なイントロで始まり、歌謡曲チックなメロディーが耳に残ります。演歌みたいだと評する人もいますが、なるほどという感じ。ちょっと寝苦しいくらいの夏が想像されます。そういえば「熱帯夜」というこれまた熱い名曲もありますね。いずれもサビのメロディーがよいです。

収録アルバムは『Four Seasons』。アルバムバージョンの方がシングルよりもハモリのコーラスが大きくなっています。私はアルバムバージョンの方が好きですね。

V6「NATURE BOY」

アルバム曲ですが1曲。私はジャニーズ系ではV6をもっともよく聴いていますね。カミセンで「夏のかけら」という夏の曲もありますが、V6ではどの曲かな、と考えると真っ先にこれが思い浮かびました。

ノリの良いアップテンポな楽曲で、聴いているだけで楽しいです。若さが溢れていてよいですね。晴れた初夏の日に外に出かけていきたくなりそうな曲です。
ちなみに作詞は松井五郎。

収録アルバムは『NATURE RHYTHM』。「愛なんだ」「WAになっておどろう」などシングル4曲のほか、アルバム曲も捨て曲無しのかなりの名盤。おススメの1枚です。

サザンオールスターズ「HOTEL PACIFIC」

サザン45枚目のシングルです。
あの「TSUNAMI」の次にリリースされていましたね。

「海のYeah!!」と「キラーストリート」でサザンの夏の曲を網羅したと思っていませんか？実はここにまだ名曲があるんですね。
変わったダンスも魅力の、アップテンポな曲です。サザンらしく叙情性のあるAメロBメロからクサいメロディーのサビへ行く構成、かなり好きです。

今のところアルバム未収録曲のままです。「TSUNAMI」で勢いを取り戻した時期だったので、知名度はそこそこあるみたいですね。カラオケで歌っても知ってる人がいましたから。

次のシングル「この青い空、みどり～BLUE IN GREEN～」もアルバム未収録ですし、どこかベスト盤にでも入れてくれればとちょっと思いますね。私はシングル盤をいまだに持っています。

THE BOOM「carnaval-カルナヴァル-」

2014年に解散したTHE BOOMから1曲。シングル「berangkat-ブランカ-」と両A面でした。
THE BOOMで夏というと、「島唄」が思い浮かぶ方も多いと思います。「島唄」でもよかったんですけれどメジャーすぎるのでちょっと考えました。「真夏の奇蹟」とも迷いましたが曲名に「夏」って入ってました。両A面の「berangkat-ブランカ-」も夏向けのいい曲ですよ。

THE BOOMは沖縄音楽であったりゴスペルであったりファンクであったりと、多種多様な要素を楽曲に反映してきましたが、私が一番好きなのはブラジル音楽に傾倒していた時期ですね。ちょうどその時期の曲です。

軽い感じのギターの音色にボーカルが乗り、笛が途中から入ってきます。後味爽やかな楽曲で万人受けしそうですね。

収録アルバムは『極東サンバ』。有名な「風になりたい」も収録されたアルバムです。「carnaval」はベストアルバムの『THE BOOM2 (Red)』にも収録されています。