（JAZZ） Harry Connick, Jr.「Come By Me」

Jazzを聴き始めのころ、なにしろ全く知識がなかったので、いろいろなところで何を聴いたらよいのか、情報収集を行っていました。

Jazzの場合はスタンダードナンバーがあったり、名盤が安価で売られていたりと、初心者でも入っていきやすい入口のような曲や作品があります。

ただ、そのまんまそれの流れに乗るのは面白くないのが、ひねくれ者の私です。
あえて安価で中古CDとか買って、そこから広げていくやり方を採りました。

Jazzで安価の中古CD、となると、割と限られてきます（安価の定義によりますが、500円以下が目安）。
Incognitoなどのアシッドジャズ系はちょっと置いておくとすると、DulferとHarry Connick, Jr.が双璧と感じました。売れたので多く市場に出回っているんでしょうね。

前置きが長くなりましたが、そういうわけで今回はHarry Connick, Jr.です。

Harry Connick, Jr.はアメリカ出身のボーカリスト兼ピアニストで、俳優業も営んでいます。多才ですね。

ビッグバンド系の楽曲が多く、この「Come By Me」もそうした楽曲で固められている印象。

脇を固める演奏もさることながらハリーの歌も安定して聴けます。

中盤までの落ち着いた雰囲気が好きな「Time After Time」、前半のピアノが小気味いい「Come By Me」などおススメです。