2021/06/13
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かつてメジャーだったせどり
せどりとは簡単に言うと、「レア物や価値のあるものを安く仕入れて高く売る」という内容。この形で利ザヤを稼ぐ儲け方を指します。
一昔前はブックオフでいわゆる稀覯本とまで行かなくても、人によっては高く買い取るような本やCDを探して、ヤフオクなどオークションサイトで売るというやり方が隆盛を誇っていました。
バーコードリーダーを持ち込んで、その場で本のバーコードを読み取っている猛者すらいたというから驚きですね。
今でもスマホをぽちぽちして、売るとしたらいくらぐらいで売れるのかを調べている人もいますよね。
私もですが…
私とブックオフ
かつての私の場合は、もっぱら売るのがブックオフに限られていました。
Yahoo!オークションで売るのは敷居が高く感じたのですよね。私の父はヤフオクで物を買っていたことがありましたから、当時売り買いのノウハウを聴いておいてもよかったのかもしれないとちょっと思います。
今はメルカリやラクマのようなオークションアプリがあり、手軽に商品を出品して買い手を募る事ができるようになりましたが、そちらについての動向は別記事に記載することにします。
ブックオフで売っていたのは本とCDとDVDとゲームソフト。だいたいこの4種類です。
転売というよりも、不要になったものの処分が目的でした。私は上記の4種類を集めるコレクター気質のようなものがありまして、特にCDの量が尋常じゃなかったのです。1000枚は超えていましたからね。大半が中古で安く買ったものですが。新品で買うほどお金はないですし。
ちょうど個人的な引越しなどがあったので、早急に大半を処分する必要がありました。ということで毎週のようにブックオフに足しげく通って売りまくっていました。住んでいる市内にある3軒のブックオフを、毎週ローテーションで通っていました。
個人的によくやったと思うのは、売れた明細というかレシートをファイルに保管していたことですね。
今の買取価格が当時のものと同じなわけはないのですが、記録を眺めているだけでも楽しいですからね。
せどりをやってみたかった時期もありました
本題に沿った話をしますと、せどりめいた事ができたこともありました。
安く買って高く売る。ブックオフ以外の店で、たまにセール品のCDを見かけたので、それをブックオフで売るという流れが主です。
具体的に当時うまくいったのが、the pillowsやBuck-TickのCDです。
The pillows「Little Busters」を100円、Buck-Tickの「十三階は月光」を300円で購入し、3~5倍で売れました。
私はthe pillowsもBuck-Tickも好きなので、自分の音楽欲を満たすこともできて、おまけに儲けすら出るという、一石二鳥の出来事でした。
あと、私はメタルが好きで、よく海外のメタルバンドのCD(日本盤)を買っていました。
日本のメタル市場はあまり大きくないので、海外バンドのCDはレア化しがちです。ですので買取価格もある程度高値が見込まれ、ブックオフの店頭にも高値で並ぶことが多いのですね。
店員によってはどういう査定をしているのか知りませんが、メタル含めて持って行った全部のCDを「値段が付かない」と言われたことがあります。リリースから2年も経っていないCDもあるのにおかしいと思い、さすがに引き取ってもらわずに持って帰りました。後日別のブックオフで1000円で売れたので、その時の判断は正しかったですね。
大量に持っていたメタルのCDを一気に20枚とか持って行ったこともあるのですが、数枚が買取明細に含まれていないのを後日気づいたりもしました。それなら持って帰って別の店に持っていけばと悔やまれます。
売りに行く場合、あまりに大量に持っていくと査定から抜けることがあるかもしれないことを覚えておいた方がいいかもしれません。
最近は買取価格が渋い
ブックオフにはいろいろ売りに行ってきたのですが、結構最近は買取価格が渋くなってきましたね。
CDも買取価格が下限でも10円だったと思ったのですが、最近は5円。メジャーで在庫がだぶついてると思われるタイトルは、買取不可か5円のどちらか。
この前に本とCDを衣装ケースいっぱいに詰めて売りに行ったのですが(衣装ケースは毎回持ち帰って使っています)、半分以上が「値段が付かない」といわれて買取不可。売れた物の合計金額がなんと160円でした。
もはや売りに行って利益を出そうと考えるような店ではないのかもしれません。物によっては高価買取の対象にもなるのかもしれませんが、メルカリやらラクマのような個人対個人の売買の方が、高値が付く可能性が高いと言えます。