なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

仮想通貨では痛い目に遭いました

time 2018/09/05

副収入で資産を増加させるという目標に対して、うってつけの方法としてもてはやされたのが仮想通貨です。

2017年末から2018年序盤にかけては、ビットコインを始めとした仮想通貨の急騰が大きな話題を呼びました。
寝て起きたら資産が増えているという、夢のような話が実現した時期だったわけですね。

私も当然のごとくその恩恵にあずかりたいと思って、2017年末ごろからいよいよ仮想通貨の口座開設の手続きを進めていました。
どこで口座開設したか。
これを書いたらもうネタがばれてしまうかもしれないのですが書きましょう。コインチェックです。

いわゆるコインチェック騒動については、そのまま「コインチェック騒動」で検索したらいろいろ出てきますので、当事者ではないけれど興味があるという方は是非参考に見ておかれることをおススメします。

簡単に書くと2018年1月末ごろ、コインチェックが預かっていた、顧客のNEM(ネム)という仮想通貨が何者かにハッキングされて全て盗まれるという事態になりました。
5億2,300万XEMが流出したそうで、当時の価格で580億円にも上るそうです。

結局、NEMを盗まれる形で被害を被った顧客に対しては、1NEMあたり約88円で換算されて円建てで返還されました。

私がコインチェックに口座を開いて買っていた仮想通貨が、よりによってNEMでした。
金額にして25万円近くです。このほかLisk(リスク)も少し買っていました。

NEMはハーベストと言って、1万NEM以上持っていて、ブロックチェーンの生成に貢献すれば新たにNEMがもらえるという仕組みがあります。
説明を読んでも私にはよくわからないのですが、仕組みに入り込めればほっといてもNEMがもらえるという点に魅力を感じてNEMを優先して買ってしまったのですよね。

私が買い出した2018年1月当時、1NEMあたり約150円を超えたりしていまして、一気に1万NEMを準備することはとてもできそうもなかったために徐々に増やして行こうと考えていたのですが、その矢先のコインチェック騒動でした。
奥さんに内緒でお金を増やしてびっくりさせようと思って始めた仮想通貨でしたが、逆の方向にびっくりさせてしまいました。
ちゃんと奥さんに報告しているあたりが偉いでしょう。しかしもう仮想通貨に手を出すなと言われております。

このコインチェック騒動以降にNEMの価格はどんどん下がり続け、これを書いている2018年8月時点で1NEMあたり約12円となっています。
実は、コインチェックから返還される時の、1NEMあたり約88円というレートは実はとんでもなく良かったとも言えます。いわば強制ロスカットされたのと同じですからね。

Liskの方はコインチェックの営業が戻りつつあるときに売却して円に戻しましたが、Liskも買った時からかなり値下がりしていたので損失となっています。

ビットコインを始めとして、ネムやリップルやイーサリアムから、それこそ草コインに至るまで数倍数十倍に上がるという夢を見させてくれた仮想通貨ですが、急騰するタイミングで上手く持っていて売り抜けられるかどうかは、難しいものがあると言えます。
今後の動きにも注目していきたいところです。まあ私はもう買えないかもしれませんが…

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