なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

YouTubeで副収入を得よう

time 2018/09/08


昨今はYouTuberが何かと目立っていることもあり、YouTubeに動画をアップして、そこに張った広告の収入を得る、という流れも注目を集めています。
ですが実際に広告を張る事ができるようになるまでには、容易でないハードルが存在しています。

2017年までは、自分のチャンネルの総再生数が1万回を超えることが、広告を張れる条件だったわけですが、2018年から変更があり、より条件が厳しくなりました。
その条件とは、自分のチャンネルの過去12か月間の総再生時間が4,000時間、チャンネル登録者が1,000人に到達することです。

2017年まではとにかく動画の再生回数が増えればよかったのですが、2018年以降はまずチャンネル登録者を増やすというのが難しいわけです。

ちなみにチャンネル=アカウントと同じように考えてもらえればよいかと思います。
YouTubeにおけるチャンネル登録とは、YouTubeに動画を公開しているアカウントを登録するという意味です。「お気に入り」みたいなものですね。登録したチャンネルはYouTubeを見た際に表示しやすくなったりします。

私もYouTubeに動画をアップして広告を張って…という流れを考えてはいまして、実際に動画をアップしていたのですが、そもそもまったく再生回数すら伸びていませんでしたので、2017年の時点でも広告を張れていませんでした。

私がアップしていた動画について紹介しましょう。

・動物園に行って、そこにいた動物や鳥を動画撮影し、そのままアップする
・水族館に行って、そこにいた魚を動画撮影し、そのままアップする

こんなのばかりです。
水族館の巨大水槽にボーっと浮かんでいるクエがいましたので、1分ばかりその様子を撮影しました。特に動きがない動画でした。
アップして1年。気になる再生回数ですが、55回でした。

顔出しNG、喋りNGというスタンスでやっている上に、動画の編集もしていないということで、手抜きと呼ばれても仕方ありませんね。
こういう人が実は私以外にも結構います。
猫の動画が人気ということはよく知られていますね。その需要を見越して、自分の家で飼っている猫の動画を撮影し、そのままアップするだけでたくさんの人が見るだろうと期待する人が多いようです。ですが2年まえにアップした猫動画が、再生回数34回だったりするわけです。タイトルが「我が家の〇〇(猫の名前)」とか「今日の〇〇」だったりして、そういうのを見るとやや物悲しい気分を味わえます。

さて、撮影に時間や手間をかけなくても動画の題材がよかったり、何か有名な媒体で紹介されたりすれば動画の再生回数を増やすことはできるかもと思っていました。
しかし前述のように広告を張るためにはチャンネル登録者数を増やす必要が生じたので、私のYouTube収益化の道は閉じていってしまったのでした。

チャンネル登録してもらうには、自分のチャンネルを見ている人に気に入ってもらう必要があり、そのためには宣伝とかセルフブランディングが不可欠と言われます。
ですが私は何事も細々とやっていくのが信条でもありますので、なかなかTwitterやブログなどでYouTubeの宣伝をするということができませんでした。

さらに前述のNG項目もあり、しかも動画をアップし続けるという根気がないのと、あとネタが思いつかないということもあり、YouTubeに関しては自分に向いていない事項が多すぎました。
本当に稼ぎたいのであれば、やりたくないことに目をつぶってでも動画をアップして編集に時間をかけて宣伝もして、という作業が必要ですが覚悟がありませんでした。

なお、YouTube以外にも、ニコニコ動画やDailymotionといった動画サイトでも収入を得る道がありますが、そちらは手を出していません。

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