なくしたものを探して〜とりあえずやってみました

体験主義で、実際に体験した内容と、実はよく知らないので人に聞くのが恥ずかしい、という内容について調べてみたことをもとに書きます。

メルカリでたまたま現金化できた話

time 2018/10/20


再現性がない話ですが、たまたまメルカリでポイントが現金になったというエピソードがありますので、体験談として記します。

初めてメルカリに登録したときや、初めて出品をしたときなどに、メルカリからポイントを付与されるケースがあります。メルカリがこういうキャンペーンをやっているようですね。噂では取引回数が多い人は、こうしたポイント付与の恩恵が受けにくくなるそうです。

私はメルカリではもっぱら売る専門でして、誰かが出品したものを買うつもりは最初からなかったのですが、せっかくポイントをもらったということもあり、その決意が少し揺らいできました。このポイント、有効期限が短いのです。10日ほどしかなかったりします。もっと短かったかも。

ポイント自体も500ポイントとか1000ポイントとか、決して安くない量をもらっていました。私は単価が安いCDやゲームなどを出品していましたが、これらで1000円分利益を出そうとすると、5枚6枚売っていかなければなりません。ですので1000ポイントはでかいのです。これらを期限切れでパーにするのは惜しまれました。

ということで、自分の好きなマイナーなバンドのCDを探して、ポイントを使って注文。1100円で出品されていました。この時点で私が持っていたのが1500ポイントでしたので、丸々ポイントで購入できます。
購入して数日後にCDが届いたのですが、これがなんと違うバンドのCDでした。出品者が送るのを間違えたようです。例えばGLAYのCDを購入したらDir en greyのCDが届いたとか、SIAM SHADEのCDを頼んだらD-SHADEのCDが届いたとか、そういう形の間違いをされました。

今回初めてメルカリで購入したのに、初回からいきなり違う商品が来るとは思っていなかったので半ば混乱していましたが、すぐに出品者へのコメント欄で返品したい旨を伝え、どうすればよいか対応を尋ねました。その結果、平謝りされるとともに、「1600円で私にこのCDを出品してもらい、それを出品者が購入する」という方法を提案されました。

どういうことかよくわかりませんでしたが、整理します。
出品者のところに一度CDを戻す必要があるのですが、メルカリは匿名配送が可能ですので、この時点でもお互いの住所や名前は知らないわけです。そのためメルカリのシステムを通して私が出品者にCDを郵送するという流れが提案されています。ですから私が今回の間違いCDを出品して、出品者にそれを購入してもらうことでその流れに乗せられます。

もっとも私が返品の配送料を負担するのなどまっぴらごめんですし、出品者側もそれを承知しているのでしょうから、最初に相手が出品していた金額である1100円に、私が再出品して落札された時のメルカリへの手数料と、配送料の170円(ゆうゆうメルカリ便)を足すという計算のもとで、1600円を提示してきたのだと思われます。この場合メルカリへの手数料は160円。1100円と170円と160円を足して1430円。1600円とは少し差額がありますが、これは私が梱包する封筒代や郵便局やコンビニで発送する手間を考慮したものと考えました。

私が出品して、もとの出品者が購入。無事に返品することができました。
結果、私はそもそもポイントで今回のCDを購入していましたが、出品者の間違いによって、1600円の売上となりました。手数料と配送料を引かれて、1270円の利益です。初っ端でケチがついたためにもう目当てだったCDもちょっとどうでもよくなってきたので、出品者に返品して取引を終えることにしました。再購入の手続きも面倒に感じられましたし。
ということは、私はポイントは失いましたが、1270円の現金を得ることができたわけです。偶然ではありましたが、ポイントを現金化できました。

今回のエピソードを何か応用できないかと考えてみたのですが、結局誰かが現金払いをしている以上、自分だけが得できるようなやり方を思い付きませんでした。しかしまあ、相手も買い戻す際にポイントを使って支払っていたならば、現金のないところに現金を生み出したような取引になりますね。

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