2021/06/13
本業以外で副収入を得られないかといろいろ考えていた私です。本で読んだ「ソーシャルレンディング」をやってみました。
ソーシャルレンディングとは、クラウドファンディングと似たようなタイプの投資で、レンディング事業者が資金を小口の投資家から集め、それを企業に貸し付けるという方法を採るものです。投資家は元本と、貸し付けていた期間に応じた利息を得ることができます。
私が選んだ先では、だいたい8~10ヶ月ほど資金を貸して、利息が8~10%ほどつきます(税控除前)。利息は毎月払われるということでした。
最近流行っている投資方法ということで、一口乗ってみましたが、このたび終了させることにしましたので、短い遍歴をまとめておきます。
ソーシャルレンディング会社として選んだのが、アメリカンファンディングでした。
ここは「米国不動産投資案件に特化したソーシャルレンディングサービス」であり、テキサスやカリフォルニアの不動産投資を扱っています。
現地の不動産所有者に対し、事業資金のための融資を行うための資金集めが行われていました。行われていたという過去形なのは、2019年4月に、今後新規募集を停止する旨のお知らせがサイトに掲載されたからです。
投資元本の未回収が少し前に発生しており、そこから割と早い段階での募集終了でした。2018年末頃には同じようなレンディングサービスの「ガイアファンディング」でも延滞が発生していたのが記憶に新しいところです。
私はアメリカンファンディングの延滞発生を予期していたわけではありませんでした。
9ヶ月10ヶ月続くはずの投資案件がなぜか1ヶ月で終了して、1ヶ月分の利息と元本がすぐ帰ってくるというのが2回続けてあり、どうも予定と違うぞと少し不信感を覚えたのが、やめるきっかけです。実は前述したお知らせ掲載の少し前にはもう退会することを決めていたので、直後のこのお知らせに驚きました。
実際に投資していたのは数万円のみで、1ヶ月で貸し付けが終わってしまいましたので合計400円ほどしか利息を得られませんでした。レンディングサービスからお金を引き出すまでの銀行振込手数料の方が高くつくという、笑えないオチにもなりましたが、ともかくお金は引きだしています。
アメリカンファンディングの場合、この先投資家から預かったお金を返金する手続きになるということで、無事戻ってくるのであればあまり揉めなさそうなのが救いです。
私は儲けることはできませんでしたが、今後もソーシャルレンディングは拡大していくかもしれませんし、また流行ってきたらやってみようと思うかもしれません。