古い曲はなぜ古いのか

古臭さを感じる曲があります

これまでいろいろな曲を聴いてきたのですが、20年ほど聞いてくるとさすがにだいぶ前の曲は懐メロになりつつあります。
そんな中で、懐メロと言うのとは少し違う、いわゆる「古い」印象を持つ曲があるのですが、それはなぜ古いと感じるのかについて、たまにぼけっと考えたりします。
なお、ここでいう「古い」というのはただ単に年代が昔だとか、聴いていて懐かしくなるとかというのとは少し違って、どちらかと言うと「古臭い」の類です。もちろん悪いということではなくてそれなりに好きな曲も多いのですが。

古臭さを感じる曲とは

Valensiaというオランダのアーティストがいますが。日本でも「Gaia」が大ヒットしたので覚えている方もいるかと思います。引退したかと思ったらいつの間にか復活してて驚いたりしますが…引退してから3年でカムバックは早すぎかと思いました。
そのアルバム「Gaia」に収録されている「My Heart Is In Your Hands」という曲が、個人的には聴いて古臭さを感じた最初の曲です。1993年のアルバムなので昔に思えるのは当然なのですが、アルバムの他の曲よりもっと古く感じるのはなぜだろうと感じたのがこの記事の発端です。

同じような感じで日本の音楽ユニットaccessの2ndシングル「JEWELRY ANGEL」あたりにも同じものを感じます。こちらも1993年の曲ですが、例えば次のシングル「NAKED DESIRE」やその次の「MOONSHINE DANCE」は平気なんですよね。単に私の好き嫌いじゃないかという気もします。「JEWELRY ANGEL」も好きですけどね。

infixというベテランバンドがいます。Vガンダムのタイアップが付いた「WINNERS FOREVER～勝利者よ～」や西遊記のタイアップが付いた「傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない」などが有名曲。私は結構ファンで最新シングルやDVDも買ったりしているぐらいです。
このバンドの2ndアルバムの時期は1992年頃。「HOTEL. TOKYO BAY～氷の微笑～」とか「SLOW DOWN」といった曲がなぜかむちゃくちゃ古く感じます。車に大学時代の先輩を乗せていた時に「SLOW DOWN」を流していたのですが、「これ昔の曲？」と尋ねられたのが印象深いです。私結構90年代の曲を流すことが多いのですが、昔の曲かどうかを尋ねられたのはこの時だけです。

なぜ古臭さを感じるのか

ここで挙げてきた楽曲はややバブル期の残り香を感じなくもないですが、むしろ90年代半ばのトレンディドラマのような雰囲気が強いのです。ですのでそのころのボディコンのねーちゃんなんかが頭に浮かんでくるともう古さに負けますね。

ふざけた分析になってきましたが、音楽的要因としては3つ考えました。

1.エコーがかかりすぎている
2.キーボードの音が古い
3.コーラスが厚めである

これらです。全部満たした90年代の曲は結構古く感じるのかもしれません。