夏に聴きたい曲を集めてみました その3

以前はタイトルに「夏」「SUMMER」などが入っていない夏の曲、という縛りを設けて書いていたのですが、そろそろネタ切れな気もするので、今回はタイトルにそれらが付くストレートな曲を紹介することにします。

Kinki Kids「夏模様」

私はキンキの楽曲でこの曲が一番好きなんですよね。「シンデレラ・クリスマス」と争うぐらいです。それはどうでもよかったですね。
この曲は沖縄民謡のような独特なメロディーが魅力です。最後の方に「イーヤーサーサー」と、いかにもなコーラスも入りますしね。

ゆったりとした曲調で、老若男女好まれそうな名曲だと思います。

サビの主旋律が剛で、光一の方がハモリという分担だったため、Kinki Kidsファンの中には複雑な感想を持つ人もいるという話を聞いたことがあります。
作曲は「青いイナズマ」ブラビの「スタミナ」などでおなじみの林田健司さん。
沖縄の方が作ったっ曲かと思っていたら、意外と馴染みがある名前で驚きました。

収録アルバムは『 I album -iD-』。

キンモクセイ「SUMMER MUSIC」

キンモクセイは実に季節感があるバンドです。私はキンモクセイの曲を紹介するたびにやたらとこう書いているような気がします。
夏の曲もいくつもあるのですが、春夏秋冬の曲を取り揃えているバンド。

彼らの12枚目のシングル曲です。
軽快なテンポと綺麗なコーラスが魅力の爽やかな楽曲。いくつもの夏の風景が目の前をよぎります。

「青い珊瑚礁～♪」とかの歌謡曲のパロディのようなコーラスも聴き逃せません。
歌謡曲のカバーも多いバンドで、どうもシニア層にもアピールしたがっていた感があるのですが、うまくいったかはよくわかりません。

収録アルバムは『13月のバラード』。四季折々の楽曲が収録されたアルバムです。

MAX「SUMMER TIME」

今でも精力的に活動を続けているダンスボーカルグループのMAX。
この曲は彼女たちの1stアルバムに収録されています。

MAXの初期はユーロビートの楽曲のカバーが中心でした。
この曲はAnnaliseというアーティストのカバーです。私は原曲をユーロビート曲のオムニバス盤で聴きました。

ということで曲調もユーロビート。「Seventies」「TORA TORA TORA」のような曲だと思ってもらえればイメージしやすいのではないでしょうか。
アップテンポでノリがよい1曲に仕上がっています。原曲の方がもっと激しい気がしますが。

収録アルバムは『MAXIMUM』。オリコン1位、ミリオンヒットを果たした1枚です。捨て曲無し。

Coming Century「夏のかけら」

V6の若い方の3人がカミセンですね。彼らが1998年に出したシングルです。
なぜかこれ以外にカミセン名義ではシングルを出していないんですよね。トニセンの方はいろいろシングル出してたんですが。

オリコン最高位2位となったヒット曲。
「授業抜け出して～♪」という歌い出しからもわかるとおり、学生の時分がテーマで当時学生だった私も共感するところがありました。

そこそこアップテンポで爽やかに流れていく曲です。
V6でいうと「本気がいっぱい」あたりの曲調に近いでしょうか。

収録アルバムは『Best of Coming Century~Together』。シングルの方は8cmなので若干入手が難しいです。ベスト盤でどうぞ。

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フラワーカンパニーズ「最高の夏」

「深夜高速」が突出して有名な感があるフラカンですが、シングル曲は名曲揃いです。
彼らの5thシングルであるこの曲は、ぐいぐいと突進してくるような勢いのあるサウンドが魅力のロックナンバー。

どちらかというと冬の曲が多い印象だったフラカンですが、こういう力強い曲もまたいいですね。
一緒に歌いたくなるような、キャッチーなメロディーのサビが脳裏に残ります。

暑い夏を乗り切れるようなパワーをくれるような楽曲。
収録アルバムは『Singles & More 〜Antinos Years』。オリジナルアルバム未収録だったんですね。

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サニーデイ・サービス「サマー・ソルジャー」

ロックバンドのサニーデイ・サービスの5thシングル。
2018年の夏、この文章を書いている今も、ドラムの丸山さんの訃報からあまり立ち直れていない私なのですが、とにかく名曲は紹介したいと思います。

夏の暑さにボーっとするような雰囲気が感じられるミドルテンポの曲。
この雰囲気はなかなか出せるものではありません。私もこの曲に似た夏の曲といわれても思いつかないぐらいです。

6分以上もある曲なのですが、全く長さを感じさせません。ゆったりと聴いているうちに曲が終わってしまうという感覚。
最後のサビ以降のメロディーがまたいいんですね。

収録アルバムは『愛と笑いの夜』。

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