2021/06/13
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GLAY 「Winter,again」
GLAY最大のヒット曲なのであまり説明が必要ないかとも思いますが、もうこの曲も20年ほど前になってしまったのですね。時がたつのは早いものです。
キーがかなり高い曲なのでカラオケで歌うのが難しいと言われます。私も練習してようやく歌えるようになりました。
プロモが2種類あって、サビでボーカルのTERUの顔がアップになっているタイプと、メンバーも映っているタイプのものに分かれています。
あとアルバム『HEAVY GAUGE』にはアルバムバージョンで収録されています。いくつかの箇所でメロディーが変わっていたりするので、どちらかしか知らない場合はカラオケで他の人が歌っているのを聴いて、思っているメロディーと違っていて混乱することも。
エレファントカシマシ 「冬の朝」
アルバム『STARTING OVER』に収録されています。時間が2分ちょいなので小曲という位置づけでしょうか。
アコースティックギターをジャカジャカと鳴らしながら宮本さんが歌い上げています。
落ち着いた雰囲気で、肌寒い冬の様子が目に浮かびます。
ときおり入るファルセットのおかげで単調に終わらない構成になっていると感じます。
ゆず 「いつか」
個人的に、ゆずの冬の曲と言ったらこの「いつか」なのです。ゆずで初のマキシシングルでしたっけね。
メロディーがいいですね。一度聴いたら覚えられそうなサビが強力です。
そもそも歌メロがいきなりハモリから始まるのが好ましいです。カラオケで岩澤さん側でハモるとまた気持ちいいんですよ。私だけかもしれませんが。
だんだんスケールが大きくなっていく歌詞も興味深いですが、最後には冬の感じがなくなっていくのが少し面白いですね。
ZARD 「新しいドア~冬のひまわり~」
冬にリリースされたシングル曲です。「GOOD DAY」というシングルと2作同時発売でした。カップリング曲がなく500円で販売されていました。
私は「GOOD DAY」よりこちらの方が好みです。98年のシングルですが、ZARDはこの年にシングルを4枚、前の97年にはシングルを5枚も出していましたね。出しまくりですね。
アルバム『永遠』にはこの曲含めてシングル曲が7枚も収録されているとんでもなさです。
ZARDのあの頃、みたいな説明になってしまいました。曲はミドルテンポで、6分ほどと長めです。コーラスが厚めで好きです。サビもいいですね。後からday after tomorrowのメンバーとなる北野正人さんが作曲。
Last Autumn’s Dream 「Love To Go」
ラスト・オータムズ・ドリームを知っている方がどれだけいるかはわかりませんので少し説明しますと、スウェーデンのメロディアス・ハード・ロックバンドです。毎年1枚12月ごろにアルバムを出すバンドで、メタル雑誌の「BURRN!」でしばしばインタビューが載ったりしています。
この曲は『Winter In Paradise』という、明らかに冬のタイトルを冠したアルバムの1曲目を飾ります。メロディーも全体的に良いのですが、泣きのギターが印象的で、特に最後のサビ以降のメロディーの美麗さは言葉に尽くしがたいですね。冬の哀愁さ加減がこれでもかと襲ってくる1曲でおススメです。
メロディアス・ハード・ロックを聴いたことがないという方でも、聴きやすいアルバムなので導入ともなりえるでしょう。
SONATA ARCTICA 「The Cage」
メタル繋がりでもう1曲紹介します。ソナタ・アークティカはフィンランドのメロディックスピードメタルバンド。
この曲はアルバム『Winterheart’s Guild』という、これまた冬がタイトルに入ったアルバムに収録されています。
メロディックスピードメタル、略してメロスピというのは、かなり疾走感のあり、かつサビが異様にキャッチー(クサいともいう)曲が多いのが特徴です。このバンドは特にデビューから数作はメロスピ会を背負って立つ新星として相当人気が出ました。その後は複雑で作り込まれた楽曲にシフトしつつあります。
この楽曲「The Cage」は特徴的なゲストキーボードの音色から始まり、冬の吹雪をまとって駆け抜けていくようなハイスピードな曲です。劇的なサビのメロディーは一聴しただけで気に入る方が多いのではないかと個人的には思います。最後のサビでバックコーラスがおーおーと言っているのが実に気分を盛り上げてくれます。